学習記録(4月6日~4月8日)

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緩衝液とpH

理論化学②の第3講で緩衝液の単元を勉強しましたが、そもそも緩衝液という液体は何なのか、何のために必要なのか、等の疑問が湧いてきました。もちろん、そういう疑問をとりあえず無視してひたすら勉強を進めることもできましたが、モヤモヤとした気持ちを解消したく、少し調べてみました。

緩衝液とは、酸や塩基が添加されたときに、その溶液のpHをほぼ一定に保つことができる溶液のことを指します。通常、弱酸とその共役塩基(または逆に弱塩基とその共役酸)の組み合わせから構成されています。緩衝液がpHを安定させることができるのは、酸や塩基が添加されると、緩衝液の成分が反応して酸または塩基を中和し、pH変動を抑えるからです。

となると、pHの値が変化すると何にどういう影響が出るのか?という疑問がさらに出てきました。

生物学的システム(細胞、組織、生物全体)は、特定のpH範囲内で最適に機能します。pHが変化すると、酵素の活性やタンパク質の構造が変わり、生物学的プロセスが阻害されることがあります。例えば、血液のpHが正常範囲から逸脱すると、酸中毒またはアルカリ中毒が生じ、生命に危険をもたらすことがあります。

また、pHの変化は、自然環境や生態系に悪影響を与えることがあります。例えば、酸性雨が土壌や水質のpHを変化させると、植物や水生生物に悪影響を与えることがあります。また、海洋の酸性化は、サンゴ礁や貝類などの生物に影響を与え、生態系全体のバランスを崩すことがあります。

その他にもpHの値の変化が影響を受けるところがあります。

たまにはちょっと脇道にそれて、疑問や好奇心が赴くまま芋づる式に調べてみると、気分転換にもなります。

引き続き勉強に戻ります。

学習振り返り(4月2日~4月8日)

学習時間:約77時間
岡野の化学(169)~(192)
橋元の物理(47)~(54)

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