学習記録(12月4日~12月5日)

岡野の化学(21)~(23)

アルコールの性質のところで、アルコールは沸点が高い、とありました。
ビデオでも触れられていましたが、ではなぜアルコールは沸点が高いのか。
水素結合とどういう関係があるのか?沸点とは?水素結合とは?

ところで、最近はブレイクダウン関係のビデオや受講生ブログへのコメント関係のビデオを集中的に視聴していたせいか、管理人さんの声が脳内で鳴り響き、勉強中によく理解できない概念や項目があると、あの声で鋭い指摘が入ります。

「それはなぜなんですか?」
「それはどういうことを意味しているのですか?」
「AとBがありますが、それらはCとどういう関係なんですか?」
「もっともっとブレイクダウンしてください」

思わず、勘弁してくれ、とつぶやきながら一人二役で勉強を進めました。

話を戻し、アルコールの沸点の高さについてですが、なぜ沸点が高いのか?
それは、分子同士が水素結合しているため。

では、水素結合とはなにか?
原子の電気陰性度の差によって起こる分子間の結合のこと。水素結合はファンデルワールス力などと同じ分子間力のうちの1つ。
分子間力の中では、水素結合は結合力がつよい。しかし、共有結合、金属結合、イオン結合のような分子内の結合よりは弱い。

それでは、どのような物質でこの水素結合が起こるのか?
電気陰性度の差が大きい元素同士の組み合わせをもつ分子でこの水素結合は起こる。
例:水 H₂O、フッ化水素 HF、アンモニア NH₃

まとめると、水素結合をもっていると分子間の結合を切るために力が必要となる。結合が強いと、分子がバラバラになりにくい。だから、水素結合を持っていると分子間の結合を切るためには力が必要となる。より大きな力が必要となるので、沸点も高くなる。沸点とは液体での分子間の結合が切れ、気体の状態になることを指すので、水素結合をしていないエーテルの方が沸点が低く、アルコールでは沸点が高くなる。

そして、ここで月見団子の図が頭の中に鮮明に浮かび上がりました。

次回はアルコール反応について学習したいと思います。


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